今回は職業紹介シリーズとして
「プログラマ」についてお届けします。
就活生や転職を考えている人が
この記事を読むことによって
少しでも職業への理解を深め
自分に合うお仕事に巡り合えること
を願って
Twitterで取材に応じてくれる人を募集し
私かごめが記事を通じて
皆さんに様々な職業を発信する
というものです!
今回の記事は
プログラマ歴4年目の方への取材
をもとに書いていますので
プログラマさんの生の声をお届けします!
プログラマの仕事内容
プログラマとはJavaやJavascriptなどの
プログラミング言語を使用してシステムの
プログラミングを行なう仕事です。(webアプリの開発など)
システム開発の流れは下図のような感じで
プログラマは主にこの中のプログラミングと
テストを担当します。
①プログラミング
システムエンジニアが設計したシステムの
仕様書や設計書をもとにプログラミング作業
を行ないます。
②テスト
プログラミング作業で作成したシステムに
不具合が無いか検証をします。
テストで不具合が見つかった場合は
その箇所を修正し、またテストをします。
不具合が無くなるまで
この作業を繰り返します。
新人は仕事に慣れるために
最初はこのテスト作業をやることが多いです。
テストは単体テスト、結合テスト、システム
全体のテストの3種類があり
順番にテストを行なっていきます。
1.単体テスト
システムの中の1つの要素に不具合が無いか
テストしていきます。
2.結合テスト
単体テストの項目をすべてクリアすると
次に結合テストを行います。
単体を組み合わせて不具合が無いか検証していきます。
3.システム全体のテスト
結合テストもクリアすると
最後にシステム全体を通し
不具合が無いかを検証します。
このテストの流れを
身近な朝の行動をプログラムの例として
表すと下図のようになります。
③保守
上記で説明したプログラミングやテストのほか
に保守もプログラマの仕事の1つです。
保守とはシステムをリリースしてから
不具合が見つかることもあるので
その際に不具合を修正する業務のことです。
不具合を修正した後は
上記で説明したテストを行う流れになります。
プログラマに向いている人
②学び続ける姿勢がある人
③最後まで粘り強く取り組める人
①プログラミングを楽しめる人
大前提としてプログラミングを楽しいと
思えることがポイントとなってきます。
自分で書いたプログラムが動いたことを
喜べる事がプログラマという仕事を
続けていく上での大きなモチベーションと
なります。
②学び続ける姿勢がある人
プログラミング言語はC言語、Java、
Javascript、PHP、Rubyなどがあり
Web系の開発に向いている言語や
家電に組み込むシステムに向いている
言語など、いくつもの言語があります。
まずは1つの言語を使えるように勉強し
そこから新たな言語を学ぶことで
仕事の幅も広がるので
学び続ける姿勢は重要となります。
③最後まで粘り強く取り組める人
プログラミングはエラーとの戦いです。
エラーが出た時に修正を繰り返して
最後まで粘り強く取り組める忍耐力が
必要です。
プログラマのメリット・デメリット
メリット(楽しいところ)
①プログラムがエラー無く動いた時
実際に自分がプログラムを書き
その書いたプログラムがエラーを出さずに
動いてくれた時にやりがいを感じます。
②エラー修正が上手くいった時
何度修正してもエラーが出てしまっていた
ところが直った時の達成感は最高です。
粘り強く取り組んだ姿勢が報われる瞬間です。
デメリット(大変なところ)
①エラーがなかなか直らない時
調べても分からないエラーが出てきたり
この部分を修正したらエラーが直るかなと
自分なりに当たりをつけて修正してみても
エラーが直らない時はなかなか大変です。
②急な仕様変更があった時
プログラマはクライアントからの
要求仕様をもとにプログラミングをしますが
プログラミングを進めている途中でクライアン
トから仕様変更の連絡が来ることもあります。
せっかく作ってたのに・・と思うこともあります
が、さまざまなプログラミングをすることで
経験を積むことができるので、無駄というわけ
ではありません。(ポジティブに捉えると。)
プログラマになるにはどんなスキルや経験が必要?
就職前にプログラミングの知識や経験があった
方が有利であることは間違いないですが
新卒向けの求人では未経験でもOKという
企業もあります。
実際にプログラミング未経験の文系大学生で
IT企業にプログラマとして就職できた人も
いるようなので、未経験で挑戦してみるのも良いと思います。
それを踏まえた上で
持っておいた方が有利になる資格は
IPA(情報処理推進機構)という団体が試験を
主催している下記2種類の国家資格です。
②基本情報技術者試験
①ITパスポート
これはIT系の基本的な知識に関する資格で
IT系の国家資格の代表ともいえるものです。
参考書やネットなどの独学で十分
取得が可能なので、まず取得しておくと
良い資格だといえます。
②基本情報技術者試験
これもITエンジニアとしては
必要な知識満載の資格となりますが
ITパスポートに比べ出題範囲も広く
難易度も高いため
余裕があれば取得する
程度で問題ありませんが、取得していれば
就職では非常に有利になります。
独学でも勉強可能なので
プログラマ歴4年目のプログラマさんが
おすすめしている参考書と過去問題集を
載せておきます👇
【参考書】基本情報技術者
[affi id=13]
【過去問題集】基本情報技術者
[affi id=14]
ちなみに
専門学校に通えばカリキュラムの中で
1.プログラミング言語の検定
2.情報システムの検定
3.ITパスポート
が学生のうちに取得可能となります。
今回の取材を通して感じた事
プログラマは難しい言語を使用する専門職
であり、使用する言語は1つではないので
日々多くの勉強をする必要がある職業だと感じました。
でも、自分が書いたプログラムが動くという
喜びや感動は多くのエラーと戦いながら
そのプログラミングをしたプログラマ本人にし
か味わえない特別なものだと思います。
努力の先にプログラムが動く喜びを
感じてみたい方はぜひプログラマを
目指してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!